FXするにおいてレンジ相場を極めることは、FXを制すと言っても過言ではありません。
なぜ、レンジ相場を極めることが大切かというと、FXはほとんどの時間がレンジ相場だからです。
FXにはトレンド相場とレンジ相場の2つしかありません。
その大半を占めているのはレンジ相場と言われています。
ということはFXで勝つためにはレンジ相場に対応できる知識は必須になります。
今日はそんなレンジ相場で、負けがちな人がやってしまうエントリーというのを紹介していきます。
また、レンジ相場の攻略方法も紹介していきます。
✔こんな人におすすめな記事です。
- レンジ相場を良く知らない人
- レンジ相場で失敗したことがある人
- レンジ相場の上手い攻略法を知りたい人
✔記事を書いている人の紹介。
トレードスタイルはスイングトレードです。1回に100-400PIPS取りに行きます。
典型的な負けトレーダーから、猛勉強し毎年トレード成績は向上中。
数年後フェラーリを買うことが目標。
✔この記事で分かる内容
目次
そもそもレンジ相場とは
FXにはトレンド相場とレンジ相場の2つしかありません。
割合はトレンド相場が3割、レンジ相場が7割程度と言われることが多いです。
とれあえず半分以上はレンジ相場なんだという認識でいいと思います。
✔トレンド相場とは
ダウ理論的に言うと、上昇トレンドとは、押し安値や高値を切り上げ続けている間は上昇トレンド。
下降トレンドとは、戻り高値や安値が切り下げ続けている間は下降トレンドです。
詳しくダウ理論を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
こんな相場がトレンド相場です。
✔レンジ相場とは
方向感がないというのが正しいかもしれません。
レンジ相場はボックス相場なんて言われ方もします。
こんな相場がレンジ相場です。
基本的な内容を踏まえて次に進みます。
レンジ相場も色々な形がある
レンジ相場は上記のような相場だけではありません。
実際の相場ではこんなレンジ相場があります。
- ボックス
- トライアングル
- ダイヤモンド・フォーメーション
実際の相場を使って紹介。
ボックス
これは先ほど紹介したパターンのレンジ相場ですね。。
最近の相場ではユーロポンドの日足なんかがそうですね。
横の長方形の中に価格が収まっているパターンです。
一番分かりやすいパターンだと思います。
トライアングル
別名、三角持ち合いなんて言われ方もします。
最近の相場で言うと、オージキウイの日足です。
トレンドラインを結ぶと三角に縮まっているのが分かると思います。
ダイヤモンド・フォーメーション
ダイヤモンド・フォーメーションとはひし形のレンジ相場です。
あまり出てこないですが、ドル円の2021年8月半くらいのチャートをお見せします。
このようにトレンドラインを引くとダイヤモンドのような形をしていると思います。
レンジと言っても色々なものがあるんですね。
レンジの判別方法
レンジを判別する方法って知りたいですよね。
結論から言うと、慣れです。いや、慣れかい。って思ったかもしれませんが事実です。
トレンドラインを何百回引いていると、これ三角持ち合いになりそうだな。ダイヤモンド・フォーメーションになりそうだな。というのが分かってきます。
慣れがいるというのは事実ですが、これで終わるとあれなので、
レンジ相場かトレンド相場かを見極める方法を紹介します。
ボリンジャーバンドを使うことです。
✔レンジ相場のボリンジャーバンド
最近のユーロポンドの日足が分かりやすいので、ボリンジャーバンドを入れてみます。
レンジ相場はボリンジャーバンドの線が平行なことが多いです。
✔トレンド相場のボリンジャーバンド
ドル円の強い上昇トレンドがまだ懐かしいですね。
ドル円の上昇トレンドにボリンジャーバンドを入れると。
このようにボリンジャーバンドが拡張しています。これをエクスパンションと言います。
ボリンジャーバンドを見れば上昇トレンドなのか、レンジ相場なのかは分かりやすいです。
しかし、平行レンジでは機能しやすいですが、トライアングルやダイヤモンド・フォーメーションでは機能にしにくいです。
レンジ相場を見極める方法も大切ですが、反対にトレンド相場を見極めることも大切です。
トレンド相場を理解していれば、今はレンジ相場かも。と気づくことが出来るからです。
✔トレンド相場の見極め方について書いています。
レンジ相場で失敗している人がやりがちなエントリーを紹介します。
レンジ相場で負ける人がやってしまうエントリーのやり方
それはレンジにタッチしたらすぐに逆張りしてしまうエントリー方法です。
おそらくやった人は多いのではないでしょうか。
私もやったことがあります。
なぜこれが危険なのか。
最近のポンド円の週足で説明。
綺麗な長方形のレンジ相場ですよね。
しかし、よく見てみてください。
148.804に急降下したあと再度レンジ内に戻っています。
オレンジの一番下の平行ライン155.599で逆張りロングをした人は148.804まで持っていかれています。
また上の〇168.425~168.720付近で逆張りで売りエントリーした人は、172.126まで持っていかれています。
✔FX・株にはこんな格言があります。
どういう言葉かと言うと、ちゃんと転換して方向が分かった時にエントリーしようということです。
こういうことです。
ちゃんとダブルボトムなどが形成されて、転換を確認してから入りましょう。
そうすれば、負ける可能性も低くなります。
レンジ相場の注意点
✔レンジ相場の注意点
- レンジは綺麗に収まらないこともある
- あくまでゾーンとして考える
レンジは綺麗に収まらないこともある
レンジ相場は少し飛び出て戻るパターンもあることを理解しておきましょう。
飛び出たからといって損切りをすると損切リ貧乏になってしまいます。
そうならないためにもちゃんと、チャートパターン(三尊・ダブル)を確認した上でエントリーすると良いです。
損切りの位置も分かりやすいので損切り貧乏になることもないです。
あくまでゾーンとして考える
この考え方が非常に大切です。あくまで強いゾーンとして考えるようにしてください。
なぜかというと、サポートにならず、トレンドが発生する可能性もあるからです。
そもそもレンジとはトレンドが出る準備段階です。
ということは、いつかレンジを抜けてトレンドが発生する可能性もあるということです。
逆張りをしたはいいですが、サポートされなかったら間違いなく大損します。
ラインタッチエントリーはやめましょう。
今までの話を踏まえて、最近私がエントリーした相場で使い方を紹介します。
実際にエントリーしたレンジ相場を紹介
ユーロポンドの4時間足です。
上のラインも何度もサポートされていますし、下のラインも何度も反発があります。
長方形のレンジです。私がエントリーした場所は、右側のダブルトップを抜けトレンド転換を確認してから入りました。
利益確定はレンジの下限のラインです。
✔FX・株にはこんな格言があります。
簡単に言うと、天井と底を狙うのはやめておきましょうということです。
天井を掴むことが出来れば、利益はたくさん出ます。
しかし、実際は無理です。ですので、レンジ相場でも天井を取りに行かず、しっかり反転してからエントリーしましょうということです。
今日の内容で少しでも、参考になれば嬉しく思います。
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