FXで勝ちやすい方法で順張り・逆張りを議論されることは多いです。
ある人は順張りがいいと言ったり、ある人は逆張りがいいと言ったり様々です。
実際にどちらがいいのかという正解はありません。
実際に順張りで利益を出している人もいれば、逆張りで利益を出している人もいます。
しかし。個人的に大切なのはそこではないと思っています。
私もFXを始めたばかりの時は、今は上昇トレンドだから売ってはいけないな。
という程度の知識しかありませんでした。
おそらくFXを始めたばかりの人も同じ勘違いしているのではないかと思っています。
結論。どの時間足に対して順張りなのか、逆張りなのかが一番重要です。
ピンときた方は記事を読む必要はないと思います。
分からない人だけ続きをみてください。
こんな人におすすめな記事
- 順張り・逆張りを知らない人
- 順張り・逆張りを聞いたことはあるけど詳しくは知らない人
記事を書いている人の紹介。

トレードスタイルはスイングトレードです。1回に100-400PIPS取りに行きます。
典型的な負けトレーダーから、猛勉強し毎年トレード成績は向上中。
この記事で分かる内容
- 順張り・逆張りとは
- 時間足によってトレンドが違う
- デイトレの順張り手法を紹介
- 資金がなくなる大半の理由は逆張り
順張り・逆張りとは
FXにおける順張り・逆張りとは
順張りとは
流れについていくというスタンスになります。
このような状況の時には買う
このような時は売るということですね。
逆張りとは
流れに逆らうというスタンスになります。
このような状況の時には売る
このような時は買うということですね。
と教科書にはそう書いています。あくまでこれは基本的な考えです。
しかし、これにとらわれていると失敗します。
なぜなのか。↓
時間足によってトレンドが違う
結論からいうと、順張りと逆張りは同じ通貨の中に何個もあるということ。
最近のドル円で説明。
月足は上昇トレンド
週足は下降トレンド、赤のラインを下に抜けたので週足レベルでは下。
日足は下降トレンド、日足も赤のラインを抜けるまでは下。
4時間足は上昇トレンド
みて分かる通り、時間足によって全く違うということです。
例えば、今ドル円のロングをしたいとします。
週足・日足に対しては逆張りということになります。逆に月足・4時間足では順張りということになります。
私が言いたいことは、見る時間足によって、順張りにもなるし、逆張りにもなるということです。
もし順張りでやりたい人は、自分がどの時間足に対して順張りしたいのかを考える必要があります。
FXではデイトレが人気なので、今回は特別にデイトレを使った手法を紹介します。
デイトレの順張り手法を紹介
デイトレをする際におすすめなのは、4時間足に対しての順張りをすることです。
4時間足が上昇トレンドなら買い。下降トレンドなら売りということになりますね。
初心者がやりがちな順張りと、上手い人がやる順張りを紹介。
実際の相場で解説します。
初心者がやりがちな順張りの失敗例
ユーロドル4時間足。上目線。
4時間足が上に向いているので、買いが順張りです。
しかし、初心者でやりがちなのは、トレンドが伸びきったところでのエントリー。
左を見ると、前回の日足の高値があり、サポートされそうな場所です。
上を向いているからまだ上がるだろうと。しかし天井圏で落ちていく。こんな経験をしたことはないですか?
私も何度も天井圏をつかまされたことがあります。
では上手い人はどこでエントリーするのか。
上手い人のエントリーポイント
4時間足転換したタイミングでエントリーし、天井圏で利確。
15分足で戻りを待って、15分足が下から上に転換したところでエントリー。
4時間足と15分足の方向が重なったタイミングが最高のエントリータイミングになります。
ここで大切なのは、しっかり押し目を付けに下がっているかということ。
また、見ても分かる通り、初心者の方がエントリーしたところではすでに利確して終わっています。
理由は前回の日足の高値があるからサポートになりやすいです。伸びきったところでのエントリーは危険ということです。
この手法をするには4時間足のトレンドがどちらに向いていることが必須です。
分かっていないと使えません。なのでそんな方に、4時間足のトレンド方向の簡単な見極め方を紹介しています。
けっこう使えるので参考にしてみてください。
資金がなくなる大半の理由は逆張り
初心者におすすめなのは順張りです。
損切りが出来なくて、資金が持っていかれる大半の理由が逆張りをしているからです。
特に注意して欲しいのが、4時間足と日足が両方逆の時。
最近のユーロ円で説明。
まず日足から。
誰が見ても上昇トレンドです。
次4時間足。
これも誰が見ても上昇トレンドです。
もっと言うならば、
週足・月足も上昇トレンドです。
こんな状況の中、逆張りで売りをしたらどうなるのでしょうか。
さらに言えば、損切りが出来なかったらどうでしょうか。
間違いなく、資金は吹っ飛びます。いくらあっても足りません。
なので、初心者に逆張りをおすすめしません。
冒頭でも言いましたが、順張りが正解で、逆張りが正解ではないです。
実際に、有名な神トレーダーのBNFさんもスイングトレードの逆張り手法で資金を増やされていました。
しかし、初心者は損切りができないことがあります。逆張りをしている時に損切りが出来ないと大変なことになります。
もし、4時間足と日足に対して順張りをしていれば、仮に損切リが出来なくても助かることはあります。しかし、逆張りではまず助かりません。
注意
損切りをしなくていいと言っているわけではないので、勘違いはしないでください。
先ほども言いましたが、損切りが出来なかったためにロスカットになる危険性が高いので、初心者には順張りをおすすめします。
まとめ
一番大切なのは、同じ通貨でも時間足次第で順張りにもなるし、逆張りにもなるということです。
4時間足が上を向いているから、相場は上なんだという認識はやめましょう。
しっかり他の時間足も見て、総合的に判断しエントリーをしましょう。
今日の内容で少しでも、参考になれば嬉しく思います。
私のブログは主に、FXを始めた方向けに投稿しています。
Twitterでは1年目の自分に向けた投稿をしています。
興味がある方はプロフィール下のTwitterマークからフォローお願いいします。