FXをするにおいてテクニカルとファンダメンタルは比べられることは多いです。
どっちが優先?こんな議論をされることがあります。
私自身もFXを始めたばかりの頃どっちが大切なんだろうと思ったことがあります。
おそらく、誰もが通る道ではないでしょうか。
結論。どっち重要です。しかし、どっちが最強か決めなければいけないなら、私はテクニカルを取ります。
理由はテクニカル分析なしにエントリーは出来ないからです。
✔こんな人におすすめな記事です。
- テクニカル・ファンダメンタル分析を知らない人
- どっちが優秀か知りたい人
- どうやって使いこなすか知りたい人
✔記事を書いている人の紹介。
トレードスタイルはスイングトレードです。1回に100-400PIPS取りに行きます。
典型的な負けトレーダーから、猛勉強し毎年トレード成績は向上中。
数年後フェラーリを買うことが目標。
✔この記事で分かる内容
目次
FXのテクニカル分析とは
✔FXのテクニカル分析とは
テクニカル分析は主に移動平均線、トレンドライン、チャートパターンなどを使って分析する方法です。
FXで取引をする場合は、このような分析方法を用いながら相場の上昇や下落する予測を立てます。
テクニカル分析のメリット
✔メリット
- 個人投資家も機関投資家も同じ土俵で戦える
- エントリータイミングを見極めることが出来る
個人投資家も機関投資家も同じ土俵で戦える
結論から言うと、個人投資家も機関投資家も同じチャートを見て取引しています。
ということはテクニカル分析は個人投資家と機関投資家に差はそこまでないということです。
FXはやはり大金を動かせる機関投資家が強いです。
しかし、テクニカル分析だけに関しては、個人投資家も機関投資家に劣ることがないのでメリットです。
エントリータイミング・損切り・利確ポイントを見極めることが出来る
テクニカル分析のメリットはエントリータイミングを見極めることが出来ることです。
いつエントリーしようか決めるのはファンダメンタル分析ではやりにくいです。
また、損切りポイントや利確ポイントを決める時もテクニカル分析は必須です。
✔多くのプロトレーダーも愛用しているツールはMT4です。
テクニカル分析でライバルに差を付けたい人は参考にして見てください。
テクニカル分析のデメリット
✔デメリット
- 長期的な相場は予測しにくい
- 情報量が多い
- 急騰急落の要因が分からない
長期的な相場は予測しにくい
短期的な値動きは予測しやすいですが、長期的な目線を予測することには不向きです。
情報量が多い
時間足1つにしても1秒足から月足まで多くも時間足があります。
なので、見る時間足によって状況が大きくことなります。
例えば、1時間足は上昇トレンドだけど、週足は下降トレンド。
このように時間足によってトレンドも全く異なります。
情報量が多いので混乱しやすいです。
急騰急落の要因が分からない
ロウソク足が大きく、急騰したり急落したりすることがあります。
その要因は大抵ファンダメンタルが影響しています。
なぜ、そのような動きをしたかということはテクニカル分析だけでは知ることは出来ません。
FXのファンダメンタルとは
✔FXのファンダメンタル分析とは
経済指標や要人発言もこれに当たります。
ファンダメンタル分析のメリット
✔ファンダメンタル分析のメリット
- 長期的な目線を知ることが出来る
- 相場が大きく動きやすいタイミングが分かる
長期的な目線を知ることが出来る
ファンダメンタルの一番のメリットは、長期的な方向性を知ることが出来るところです。
FXの根本は両国の通貨の金利差で動いています。また金利が高い通貨が変わる傾向にあります。
例えば、ドル円が急上昇した2021.2022年の相場。
アメリカの金利が上がっている中、日本はマイナス金利でした。
ということは、金利が高いドルが買われ、円は売られます。
このように大きなトレンドというのはファンダメンタルが必ず影響しています。
ファンダメンタルを知ることで長期的な方向性を予測しやすくなります。
相場が大きく動きやすいタイミングが分かる
経済指標や要人発言は事前に何時ごろと決まっています。
その時は相場は乱高下しやすいです。乱高下の際は無駄な損切りなどにも繋がりやすいので、把握しておくと回避できます。
その情報を知っているだけで危険な乱高下を避けることが出来ます。
ファンダメンタル分析のデメリット
✔ファンダメンタル分析のデメリット
- 情報を得るまでにタイムラグがある
- エントリータイミングを決めることは出来ない
- 相場がどのように動くか分からない
- 世界中のファンダメンタルを把握するのは大変
情報を得るまでにタイムラグがある
ファンダメンタルを知るためにはタイムラグがあります。
例えば、アメリカのインフレ率の発表は日本時間の21時半です。
しかし私たちは瞬間にその結果を知ることは出来きません。
速報と出ても大抵は数十秒は確実に過ぎます。
その秒で相場はかなり動くので、分かった時には時すでに遅しということが多いです。
エントリータイミングを決めることは出来ない
長期的な目線を把握しやすいですが、エントリータイミングを決めることには向いていません。
トレンドの方向性が分かってもエントリーをすることは出来ないのでここはデメリットです。
相場がどのように動くか分からない
経済指標や要人発言があっても、相場を完璧に当てること不可能です。
例えば、要人が発言してドル円が急騰したと思ったら、その後の発言で再度急落したりすることもあります。
このようにファンダメンタルはどちらに動くのかは分かりません。
世界中のファンダメンタルを把握するのは大変
為替取引とは世界中のファンダメンタルが影響しています。
ドル円が動く時、アメリカと日本の状況のみで動いてわけではありません。
そこにはヨーロッパやオセアニア、多くの国が関係しています。
このようにすべての国のファンダメンタルを把握することは不可能に近いです。
ましてやファンダメンタルは戦争やテロも含まれ、急に起きることもあるので予測することは不可能です。
どちらか選ぶならテクニカル分析
以上のそれぞれのメリット・デメリットから、どちらかに絞らないといけなかったら。。。
私はテクニカル分析を選びます。
理由は、エントリータイミング、損切り、利確ポイントが分からなければFXは出来ません。
正直なところ、ファンダメンタルがなくてもFXは可能ですが、テクニカル分析がなければFXは出来ないからです。
テクニカル分析のみで利益を出されている方は多くいますが、チャートを見ずにFXをしている人は聞いたことがありません。
またテクニカルのロウソク足にファンダメンタルが反映されていることが多いです。
しかし、私が伝えたいのは、どちらも重要であるということです。
おすすめの戦い方
長期的な目線をファンダメンタルで判断し、短期的なエントリータイミングなどはテクニカル分析で判断するということです。
スキャルピングなどはファンダメンタルはあまり関係ありませんが、スイングトレードなどの長めの利益を狙う時はファンダメンタルがあった方が勝ちやすいです。
長期的なトレンドが出ている時には必ず背景にはファンダメンタルが存在します。
ですので、ファンダメンタルで目線を確認し、テクニカル分析でファンダメンタルと同じ方向に揃った時と言うのは勝率が高くなりやすいです。
どっちがいいと決めつけるのではなく、大切なのは良いところを組み合わせて使うということだと思います。
今日の内容で少しでも、参考になれば嬉しく思います。
私のブログは主に、FXを始めた方向けに投稿しています。
Twitterでは1年目の自分に向けた投稿をしています。
興味がある方はプロフィール下のTwitterマークからフォローお願いいします。