✔こんな人におすすめな記事です。
- ダウ理論が分からない人
- エントリー後に相場が逆行する人
- 教科書のダウ理論を信じている人
記事を書いている人。
トレードスタイルはスイングトレード。1回の取引は100~400ピプスを取引にいきます。
典型的な負けトレーダーから猛勉強して、毎年トレード成績は向上中。
結論から言うと。教科書のダウ理論をやっている人はFXでは勝てません。
実際の相場のダウ理論と教科書のダウ理論は別物です。
私自身も勘違いしていたので、私と同じように勘違いしている人がいるかもしれません。
重要キーワードは上位足が優先。どの時間足にもダウ理論が存在する。
✔今日の分かる内容
- 教科書のダウ理論
- 実際のダウ理論
- 実際のチャートを使用
教科書のダウ理論
ダウ理論と言う言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか.
✔ダウ理論の定義
反対に高値を切り下げ、安値を更新している間ダウントレンドです。
この定義はみなさんもよく知っていると思います。
✔教科書のダウ理論
この写真を見て分かる通り、1つ目の高値を更新できず、また安値を割り込んだので下降トレンドが始まりました。
安値を割り込んでトレンド転換したのでショートしましょうと習います。
私もよくこのパターンでトレンド転換してんだと理解し、ショートしていました。
また、逆の場合はロングしていました。
結果は負けです。みなさんもやったことがあるのではないでしょうか。
なぜなのか。
実際のダウ理論とは
実際の相場はこんな感じです。
みて分かる通り、安値を更新したのに、ずきゅーんと上昇してしまうパターン。
まだ上昇トレンドかい、って思ったことないですか。
私はしょっちゅうあります。
✔理由は
写真にも書いてありますが、1時間足レベルでは安値を割り込み下降トレンドになりました。
しかし、4時間は高値をつけた押し安値を割っていないので、4時間足レベルではまだ上目線です。
教科書にはそんなことは書いてありません。
目線が変わったと思ってエントリーしたのに、焼かれるパターンに大半がこれです。
実際の相場を使って紹介
これはポンドオージの4時間足チャートです。
誰もみて分かる通り、きれいな下降トレンドです。
しかし、ピンクの丸の中身を、15分足に落としてみてみましょう。
なんと、15分足レベルでは、みんな大好き逆三尊が出現し、押し安値の切り上げと、高値の更新があります。15分足では上目線です。
なので、4時間足と15分足の目線が異なることが分かります。
そして、再度4時間足のトレンドラインにあたり下降が始まってしまいます。
写真にも書いてありますが、4時間足の最安値をつけた戻り高値を抜けるまで、4時間足レベルでは下目線継続です。
このような場面で上に変わったと思い、15分足でエントリーすると焼かれます。
また、このような場面で逆張りをして損切りが出来なかった場合、永遠にお金が消えていきます。
✔大切なことは
上位足のトレンドを確認すること。
もう少し実際の相場で勉強してみましょう。
これはポンドドルのチャートです。
まず1時間足から。1時間レベルで三尊が出現。教科書ならここで転換したとみなし、売りエントリーです。
しかし、上記にも書いていますが、上位足のトレンドを見てみましょう。
4時間足
4時間足レベルでは高値をつけた押し安値を割り込んでいないので上目線です。
次に日足。
日足も上目線でした。また逆三尊が出来そうな相場でもありました。
この1時間足の三尊は結局上位足に焼かれて、再度上昇する展開になりました。
FXを始めた頃の私なら、間違いなくショートしてしまっていたと思います。
✔注意
上位足を理解した上で、下位足でエントリーして小さな波を取る手法であれば問題です。
実際に私も取れる値幅があるのであれば、上位足に逆張りすることもあります。
まとめ
✔覚えておいて欲しいポイント3つ
- 時間足1つ1つにトレンドが存在すること
- 必ず上位のトレンドを確認すること
- 上位足のトレンドが強いこと
今日の投稿が少しでも参考になれば嬉しいです。
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