スイングトレードの損切り幅はどのくらいがいい???
こんなこと思った方はいないでしょうか。
私自身も同じことを思ったことがあります。
現在はスイングトレードをメインとしてトレードしています。
そして、スイングトレードを経験してあることに気づきました。
それは、損切り幅には正解はないということ。
臨機応変に変えることが重要です。
どういうことかと言いますと、大前提として損切り幅を大きく設定することも可能です。
逆に、損切り幅を小さくすることも可能です。
そして、それぞれにメリット・デメリットがあります。
今日はスイングトレードの正しい損切り幅の決め方をご紹介します。
この記事を読み終わった後は、現在よりも1歩先の知識を得ることができるかもしれません。
こんな人おすすめな記事です
- スイングトレードの損切リ幅を知りたい人
- スイングトレードの正しい損切りの決め方を知りたい人
記事を書いている人

トレードスタイルはスイングトレード。
1回の取引は100~400ピプスを取引にいきます。
典型的な負けトレーダーから猛勉強して、毎年トレード成績は向上中。
現在スキャルピングに挑戦中。
デモトレード2週間で月利8.5%到達。
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スイングトレードの損切りの幅は大きくも小さくも可能
冒頭でも述べましたが、スイングトレードの損切り幅に正解はありません。
私自身も、50ピップス程度のこともあれば、数百ピップスの時もあります。
まずスイングトレードとは
基本的には保有期間が1日以上を超える取引のことをスイングトレードと分類されています。
利益は1回の取引で数百ピップスを狙いにいくことが多く、比較的大きな時間足の波を取りに行く手法です、
トレード回数は比較的に少なく、週に1、2回程度の取引になります。
スイングトレードは主に、4時間足か日足の波を取りにいくことが多いです。
なので、環境認識は4時間足か日足を見てトレードを考えます。
実際の相場で損切り幅が大きくなる場合と小さくなる場合をご紹介します。
スイングトレードで損切り幅が大きくした場合
ユーロ円4時間足
左下に反転のチャートパターン、谷が2つのダブルボトムがあるのが分かると思います
赤の平行ラインを実線で抜ければ転換とみなします。
抜けたので、青で囲ったところ買いでエントリー。
(抜けた実線でエントリーするか、すこし戻しを持ってエントリーするかは好み)
損切り位置は黄色で囲っている安値抜けたら損切り。
利確位置は損切り幅と同じピップスのしたとします。
損切りは約460ピップスですので、利確も460ピップスに赤で黄色で囲ったところで利確予定とします。
このようなエントリーの場合は損切りは大きくなります。
スイングトレードで損切り幅が小さくした場合
次はスイングトレードで損切り幅を小さくした場合です。
先ほどのユーロ円4時間足をもう一度使います。
ユーロ円4時間足
次は先ほどの4時間足のエントリー場所を青で囲ったところに変えてみます。
青で囲ったところを詳しく見たいので、4時間足はより小さい時間足でみてみましょう。
基本は2個下の時間足で見る方が多いです。
ここでは15分足に落としてみてみます。(30分足でもOK)
15分足でも谷2つのダブルボトムが出ています、
赤の平行ラインを抜けた青で囲ったところで買いエントリー。
(先ほどと同様に、抜けた実線でエントリーするか、すこし戻しを持ってエントリーするかは好み)
損切りは黄色で囲った安値を割った時。
この時の祖切り幅は約70ピップス。
利確位置は先ほどと同じにして、460ピップスを狙いに行きます。
利益率は6.6倍になります。
これが損切りを小さくした時のエントリーです。
これを見ると一見、損切り幅を小さくした方が良いと感じると思います。
そこで、次のページで損切り幅を大きくした時の小さくした時のメリット・デメリットを書いていきます。
スイングトレードの損切りの幅を大きくした時のメリット
スイングトレードで損切り幅を大きくする、小さくするということには一長一短があります。
そこを理解することが重要です。
スイングトレードで損切り幅を大きくした時のメリット
- 勝率が高くなる
- 相場が不安定な時も安定する
勝率が高くなる
最大のメリットは勝率が高いことです。
損切り幅を広げることは勝率が上がりやすい傾向にあります。
大きな足はだましというものが起こりにくく、正確に動きやすいです。
だましとは、大口、ヘッジファンドなどが小さな時間足で初心者を狩ることを言います。
相場が不規則に動き、損切りになってしまいます。
上位足、大きな時間足ほど、だましは起きにくいと言われています。

相場が不安定な時も安定する
相場は不安定な時が存在します。
そのような時に損切り幅を大きくとっておくことで、損切りを回避しやすいです。
これは先ほどのだましと少し似てはいますが、相場には不安定な時期があります。
例えば、コロナ初期とかが正しくそうでした。
急落しては、次の日は急騰したりと意味不明な相場がありました。
他にも、要注意人物の発言や、アメリカの大統領選挙、日本の総理大臣の選挙などもこのような相場になりやすいです。
このような時に損切り幅を小さくしていると、いわゆる損切り貧乏になってしまいます。

スイングトレードの損切りの幅を大きくした時のデメリット
スイングトレードで損切り幅を大きくした時のデメリット
- 資金効率が下がる
- 損小利大を狙いにくい
資金効率が下がる
損切り幅を広げることは資金効率が悪くなります。
また資金も多く必要になってきます。
例えば、資金が10万だった場合。
仮にドル円の損切りを300ピップスと大きくしたとします。
この時、1万通貨1ロットでエントリーした場合、損切りになれば3万円以上失います。
1回のトレードで資金の30%を失うのはトレードは現実的ではないです。
そして仮に資金10万円でドル円を1ロット持つと、証拠金不足で次のエントリーすることができません。
このように資金効率が下がります。

損小利大が難しい
損切り幅を広げると、それ分利益も小さくなります。
小さな損切りで、大きな利益を狙いにいきましょうと聞いたことがあると思います。
これがいわゆる損小利大です。

スイングトレードで損切り幅を広めにすると損を小さく、利益を大きくすることは難しいです。
スイングトレードの損切りの幅を小さくした時のメリット
スイングトレードで損切り幅を小さくした時のメリット
- 利益率が大きい
- 資金効率が良い
利益率が大きい
最大のうま味は損切り幅に対してそれ以上の大きな利益を取りに行くことができることです。
上手くいけば7倍以上の利益も取れます。
例えば1回のトレードで1万円をかけていた場合、利益はなんと7万円になります。

スイングトレードで7倍以上の利益を取る方法を書いている記事はこちら。
資金効率が良い
損切り幅を小さくするということは小さなロットでエントリーすることができます。
その分、資金に余裕が残りやすく、次のチャンスにも余力を残すことができます。
そうすることで資金の周りがよくなり、効率よく稼げます。

スイングトレードの損切りの幅を小さくした時のデメリット
スイングトレードで損切り幅を小さくした時のデメリット
- 難易度が上がる
- 相場が不安定な時、損切りに合いやすい
難易度が上がる
難易度は格段に上がります。
損切り幅を小さくして、大きな利益を狙うということは勝率は落ちます。
FXは小さな損切りで大きな利益を狙うことは重要です。
しかし、損切り幅を小さくした分だけ難易度は高まると思っておいてください。

相場が不安定な時、損切りに合いやすい
損切り幅を小さくするということは、小さい足でエントリーすることになります。
ですので、相場が激しく動いた場合には損切りになりやすいです。
15分足程度なら経済指標程度でもだましに合う可能性はあります。
また相場が不安定な時、要注意人物の発言や、アメリカの大統領選挙、日本の総理大臣の選挙などもこのようなことが起きやすいです。
その結果、損切り貧乏になることもあります。

まとめ
結論。スイングトレードで損切り幅に正解はないということです。
損切り幅を大きくする、小さくするメリット・デメリットがあることが分かったと思います。
大切なことは、相場の状況をみて臨機応変に使い分けることが重要です。
相場が不安定で損切り貧乏になりそうな時は、損切り幅を大きく。
大きく利益が取れそうなときは損切幅を小さく。
使い分けが重要だと思っています。

しかし、スイングトレードは比較的に損切り幅が広いのも事実で資金が多くいる印象です。
そのような場合は
- 資金を増やして証拠金を上げる
- 証券口座の通貨単位を落とす
この2つが大切です。
資金が数百万の方は1万通貨でも可能だと思いますが、少額でスイングトレードをやりたい方は1000通貨以下の証券口座が良いと思います。
今日の投稿が少しでも参考になれば嬉しく思います。
私のブログは主に、FXを始めたい方、始めたばかりの方向けにノウハウを投稿しています。
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