FXを始めたばかりの人も フィボナッチリトレースメントという言葉を聞いたことはあるのではないでしょうか。
結論から言うと、フィボナッチは最強です。
使い方次第で色々な状況が読み取れる優れものと言ってもいいと思います。
しかし、引き方や使い方を失敗していまうと、その威力は半減されます。
今日はそんな引き方や使い方について紹介していきます。
✔こんな人におすすめな記事です。
- フィボナッチを聞いたことがない人
- フィボナッチを知っているけど適当に使っている人
- フィボナッチの使い方を知りたい人
✔記事を書いている人の紹介。
トレードスタイルはスイングトレードです。1回に100-400PIPS取りに行きます。
典型的な負けトレーダーから、猛勉強し毎年トレード成績は向上中。
数年後フェラーリを買うことが目標。
✔この記事で分かる内容
- フィボナッチとは
- フィボナッチ引き方
- フィボナッチで分かること
- フィボナッチの注意点
目次
フィボナッチとは
✔そもそもフィボナッチとは
主にテクニカル分析として使用します。
フィボナッチは別名、黄金比とも呼ばれ、自然界でもその数値が好まれる傾向にあります。
例えば、美術の作品などもフィボナッチの黄金比が当てはまることがよくあります。
✔フィボナッチの主な重要な数値は
- 100%以下では、23.6%・38.2%・50%・61.8%・78.6%
- 100%以上では、161.8%・261.8%
この上記の数値はFXの相場界でもよく意識されます。
この重要な数値を頭に覚えて次の章に進みます。
フィボナッチ引き方
結論。上昇トレンドの時は最安値から最高値に引きます。
下降トレンドの時は最高値から最安値に引きます。
実際に最近のドル円のチャート使って説明します。
✔ドル円週足
ドル円の週足はオレンジの平行ライン130.400が151.943の最高値をの起点となった押し安値です。
そのオレンジの平行ラインを割り込んでしまっているので、週足レベルでは下降トレンドでした。
ここでフィボナッチを使って、週足の下降トレンドの戻りがどこのへんで止まりやすいか確認していきます。
先ほども言いましたが、下降トレンドの時は最高値から最安値に引きます。
なので今回は最高値の151.943から最安値の127.223に引きます。
するとなにか気づかなないでしょうか。38.2%のところで反応していると思います。
ヒゲでは38.2%を超えていますが、実線では超えていません。
✔ここで1つ注意
このように数値ピッタリに止まるというわけではないので注意しましょう
次に最近の上昇トレンドの相場で紹介
✔ユーロドル4時間足
ダブルボトムの形としては少しいびつですが、下降トレンドから上昇トレンドに切り替わりました。
この時の戻りがどのへんまで来やすいか確認します。
先ほども言いましたが、上昇トレンドの時は最安値から最高値に引きます。
なので、今回は最安値の1.05160から最高値の1.09296に引きます。
ここでもフィボナッチの黄金比50%で再度上昇していっています。
フィボナッチの引き方について説明いたしました。
キーワードはトレンドの最高値と最安値ですね。この2つが分かれば引けます。
今回は週足レベルの波と4時間足レベルの波でフィボナッチをしましたが、
全ての足でも同様に出来ます。
もちろん1時間足の波、15分足の波どの波でも使えますので覚えておいてください。
フィボナッチリトレースメントで分かること
なぜフィボナッチが最強なのか。結論。フィボナッチで分かることがあります。
超ノウハウ級です。それでは行きます。
✔フィボナッチで分かること
- トレンドの戻りの推測
- トレンドの強さの推測
- 利益確定ラインの推測
トレンドの戻りの推測
結論から言うと、トレンドで戻りがある時は38.2~61.8%のことが多いです。
よくFXは3波を狙えと聞きますよね。その3波の戻りは大抵上記の%で収まることが大半です。
もちろんすべて上記でというわけではありません。中には23.6%や78.6%も意識しているトレーダーはいます。
正解はもちろんありませんが、私の経験上は38.2~61.8%のことが多いです。
その付近でチャートパターンが出ると激熱です。
38.2~61.8%まで戻ってこない場合、61.8%を超えた場合は見送ります。
フィボナッチはトレンドがどのへんまで戻ってくるか推測に役立ちます。
トレンドの強さの推測
次に、トレンドの強さが分かります。
私は戻りが61.8%を超えた場合はトレンドが弱いと判断します。
✔例えば今のドル円4時間足
4時間足レベルでは上向きです。4時間足の波を狙いに行きたいため、どこまで下がってくるかフィボナッチを引いて確認します。
最安値と最高値をフィボナッチで結びます。
61.8%を割り込んでいると思います。61.8%を割り込んだ場合は経験上トレンドが弱いです。
133.015を割り込むまでは4時間足はまだ上です。
しかし、すでにもうトレンドが弱くなっていることが一目瞭然で分かります。このような状況でロングは危険です。
利益確定ラインの推測
フィボナッチは実は利益確定ラインも推測しやすいんです。
✔先ほど上記で使ったユーロドルで紹介。
4時間足が下降トレンドから上昇トレンドに転換しました。
ここで3波を狙いにいったとします。
やり方は1波目の最高値から2波目の最安値にフィボナッチを引きます。
そうすると、上に161.8があると思います。そこで利益確定です。
見事にそこでサポートされていると思います。結構この利益確定ポイントの推測は当たります。
FXってエントリー場所より利益確定場所が難しいって言われますよね。
これを使えば、利確ポイントが分かりやすいです。
過去検証すると分かりますが、実際にこの161.8%で反発することがけっこう多いです。
利益確定場所が分からなかった人は参考にしてみてください。
✔ここで注意
ブログの上記で説明したチャートの写真はフィボナッチ161.8がなかったと思います。
DMMFXでは161.8は出てきません。
MT4は出てきます。あとトレーディングビューも出てきます。
とにかくMT4は使いやすいです。
✔少額でFXが出来て、MT4も使える会社を紹介しているので、興味がある人は見てみてください。
フィボナッチリトレースメントの注意
みんな一度はやったことがあると思います。
私もあります。それは黄金比の数値に当たったからエントリー。これは危険です。
黄金比で絶対相場が止まるわけではないからです。
先ほどのドル円のチャートをもう1度使います。
見て分かる通り、38.2、50、61.8%でほぼ反応していません。
なのでフィボナッチはあくまで上記の推測程度で使いましょう。
必ず黄金比で止まるわけではないことを覚えておいてください。
あくまで反応しやすいだけです。
とはいえ、フィボナッチはタイトル通り最強です。
今日の内容で少しでも、参考になれば嬉しく思います。
私のブログは主に、FXを始めた方向けに投稿しています。
Twitterでは1年目の自分に向けた投稿をしています。
興味がある方はプロフィール下のTwitterマークからフォローお願いいします。