FXをやっていると、自分がエントリーした時に限って相場が逆に行くことありませんか。
誰でも1回は経験があると思います。
私もFXを始めた時、その往復パンチに合い資金をよく減らしていました。
実際に今も、逆に動くことはあります。
結論から言うと、相場の大前提はいつでも逆に動く可能性がある。これが正解です。
この認識を持った上で取引を行った方がいいと思います。
しかし、それで終わると全く役に立たない記事になりますので、逆行する可能性を減らす方法を紹介したいと思います。
この事実を知っているか知っていないかで、今後の収支に大きな差が運まれると思います。
またエントリー前に、この記事で確かめてもらえると良いかもしれません。
記事を書いている人の紹介。

トレードスタイルはスイングトレードです。1回に100-400PIPS取りに行きます。
典型的な負けトレーダーから、猛勉強し毎年トレード成績は向上中。
数年後フェラーリを買うことが目標。
こんな人におすすめな記事です。
- 自分のエントリーが監視されていないか感じている人
- エントリー直後に逆に動くと感じている人
- 逆に動かない方法を知りたい人
この記事で分かる内容
目次 [非表示]
FXは常に逆に動く可能性がある
FXの世界にはそもそも上に動くか下に動くかしかありません。
究極な結論かもしれませんが、FXでいくら上手くなっても逆に動く可能性を0にすることはできません。
私もFXを始めた当初、上手くなれば、毎回勝てると思っていたことがありました。
しかし、それはまず無理だと言い切ります。
理由は、このFX業界に勝率が100%の手法は存在しないからです。
ということは、必ず自分が思ってもいない方向に行くときは必ずあります。
上手くいっているトレーダーでも6~8割当てられば十分です。
ということは、10回に2~4回は逆に行くということです。
この事実は知っているか知っていないかは大切になってきます。
その事実を理解した上で、逆に動く可能性を減らす方法を紹介します。
エントリー直後に逆に動く理由
エントリー直後に逆に動くと感じている人がやりがちなトレードは7つあります。
エントリー直後に逆行する理由
- 上位足のサポートライン、レジスタンスラインの付近でエントリー
- 伸びきった場所でのエントリー
- 逆張りエントリー
- レンジの天井や底でのエントリー
- 根拠がないエントリー
- 感情任せのエントリー
- 時間足が小さすぎるエントリー
上位足のサポートライン、レジスタンスラインの付近でエントリー
1つ目は上位足の強いラインで反発して逆方向に行くことが多いです。
最近のドル円で紹介
4時間足以下の時間足は上昇トレンド。
勢いよく上がってますよね。
このような場面で、黄色の囲ったところでロングエントリーしたとします。
しかし、上位足の日足は下降トレンド。
強いラインがあり、実際に急降下しています。
このように、上位足の影響で逆行する可能性が高いです。
伸びきった場所でのエントリー
FXではエリオット波動の3波目、5波目を取りに行った方が良いと聞いたことがあると思います。
逆行してしまう人は、3・5波目が終わるところでエントリーしてしまっている可能性があります。
写真で見せた方が分かりやすいと思います。
最近のユーロドルで紹介
黄色の囲いが上手い方のエントリー場所。
赤色の囲いが上手くいっていない方のエントリー場所。
このように逆行する方はすでに波が終わっている可能性があります。
逆張りエントリー
先ほどユーロドルで説明。
4時間足で明確に上昇トレンドが出ています。
逆行してしまう方は、このような上昇局面で売りエントリーをしてしまっている方です。
先ほど、赤色の囲ったところでロングエントリーは禁物といいました。
しかし、赤の囲った場所でショートエントリーをすればいいとのは間違いです。
上昇トレンドの局面ではロングエントリーをした方が大きな利益が取りやすいです。
このような場面で売りをするというのは愚策です。
レンジの天井や底でのエントリー
レンジ相場も逆に動く可能性が高いです。
最近のオージドルで紹介。
例えば、黄色で囲ったところでロングエントリー。
赤で囲ったところでショートエントリーすれば逆に動いています。
このようにレンジの天井でロングエントリー、底でショートエントリーは注意が必要です。
根拠がないエントリー
次のパターンとして、そもそも根拠がないトレードをしている場合があります。
上がるか下がるかを適当に当てにいっていませんか。
このような場合はエントリー後に逆行する可能性を高まります。
感情任せのエントリー
私も経験もありますが、負けた直後にすぐにエントリーした場合です。
負けた分を取り返そうと、連続でエントリーしたり、逆のポジションを持つと失敗しやすいです。
時間足が小さすぎるエントリー
時間足が小さすぎると、だましに合う可能性が高いです。
だましとは、機関投資家が初心者を狩るために起こります。
最近のドル円で紹介。
5分足で逆三尊が出来ています。
チャートパターン的にはロングの局面です。
逆三尊の損切りは右底の下に置くこと方が多いです。
しかし、この写真を見て分かる通り、急降下して右底を抜けたと思ったら、再度急上昇しているのが分かると思います。
このように5分足のような小さい時間足でエントリーする場合はだましに合いやすいです。
エントリー直後に逆に動く人への改善策
- 基本的な知識をつける
- バックテストを行う
- 負けたトレード、勝ったトレードから学ぶ
基本的な知識をつける
FXを上手くやるために勉強は欠かせません。
勉強した方が良い項目
- ダウ理論
- エリオット波動
- テクニカル分析
- ロウソク足
- 大衆心理
上記がエントリー直後の逆行を防ぐ勉強の項目です。
ダウ理論について書いている記事があります。
バックテストを行う
バックテストとは過去の相場を元に、自分の手法や勝率を編み出す目的で行うものです。
根拠があるトレードを行うこと、感情任せのトレードを行わないために必須な項目です。
負けたトレード、勝ったトレードから学ぶ
自分が行った取引から学ぶことが大切です。
特にやった方がいいのは負けたトレードの振り返りです。
なぜ、負けたのか、どのような場面だったのかを理解しておくことで、次に同じ失敗をしないようになります。
勝ちトレードの振り返りは楽しいですが、負けのトレードの振り返りは楽しくないと思います。
しかし、負けから学ぶことは多くあります。
私も、自分が負けたトレードを振り返ると、移動平均線の向き、角度、開き具合の共有点がありました。
勝ったトレードだけでなく、負けたトレードも振り返るようにしてみてください。
今日の投稿が少しでも参考になれば嬉しいです。
私のブログは主に、FXを始めた方向けに投稿しています。
Twitterでは1年目の自分に向けた投稿をしています。
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